海外SEOさんや、WP SEOのパシフィカスさんのブログで紹介されていた、ペンギン・アップデートやパンダ・アップデートに捕獲されたかどうかを調べるツール、「Panguin」を使ってみました。
ツールはこちら⇒http://www.panguintool.com/
>>パンダ&ペンギン・アップデートにやられたかどうかを調査するツール
>>パンダ・ペンギン捕獲チェックツールを使ってみた
仕組みとしては、SEOmozがまとめたデータを元にして、ペンギンやパンダ・アップデートが行われた日付にラインを引いて、その前後のアクセス数の増減を見て、捕縛されたかどうかを判断するというものですね。
使い方は非常に簡単で、サイトにアクセスした後に、「Log-in to Analytics」をクリック。自分のアナリティクスのアカウント表示を許可して、次の画面で出てくるプロファイルをクリックしてデータを確認します。
Panguinにアクセスした画面。「Log-in to Analytics」をクリックします。
次の画面で、ツールがあなたのアナリティクスへアクセスを許可させてもよいかどうかを聞いてきます。ツールを使うためには、アクセスを許可しなければいけないので、「アクセスを許可」をクリックします。
アクセスの許可が完了すると、プロファイルの一覧が表示されますので、データを確認したいプロファイル名をクリックしてデータを閲覧します。
せっかくなので実際にデータを確認したものを公開してみます。まずは当サイトから。
こつこつアフィリエイト
お見せするほどのアクセスも無いのですが・・。このサイトは7月頃から更新の頻度を増やし始めたので、それ以降のトラフィックは散々な状態です(笑)。7月にやたらとアクセスが増えている箇所がありますが、これは忍者ツールズに障害発生か?という記事を書いたら、たまたまアクセスが集中しただけの一過性のものです。
このグラフを見ている限りでは、ペンギン・アップデートによる影響はまったくわかりませんが、パンダ・アップデートによる影響は、どうやら現時点では受けてない様子。非常に緩やかな感じではありますが、一応トラフィックは徐々に伸びているようです。
・・・そういえば、海外SEOブログさんや、WP SEOさんが公開しているデータと見比べていると、8月20日のパンダ・アップデートの更新のラインが追加されていました。
とある趣味ブログ(季節モノ)
こちらは私が管理しているサイトではないのですが、友人が運営している趣味ブログです。一応、解析データを取らせてもらったり、ブログの書き方や更新方法等をアドバイスして、運用してもらってるブログです。更新頻度は高く、季節モノ(冬にシーズンを迎えるスポーツ)のブログです。冬場はアクセス数が高く、春から夏場にかけてはアクセスが減るという特徴がありますが、夏場もこつこつと更新は続けています。
今年の5月頃からの動きを見てみると、来年1~2月のハイシーズンに向けて、徐々にアクセスが盛り返している最中の様子。ペンギン・アップデート後もアクセスが増えており、4回行われたパンダ・アップデートの影響もまったく受けていないように見えます。
季節モノの個人用の趣味ブログというのもなかなか珍しいのかもしれませんが、やっぱり何かの趣味に特化した、更新頻度の高い記事というのは、あまり影響を受けないような気がしますね。ちなみにこのブログは記事の内容もしっかりと書き込まれていて、一度の更新で、最低でも1000文字前後の文字数があります。
パンダに捕縛されたっぽいサイト
4月29日頃に行われたパンダ・アップデートに捕縛されたようで、その後アクセスが低空飛行を続けています。1記事毎の内容が薄っぺらく、そんな内容の記事がたくさん投稿されていたゴミブログです(汗。
被リンク目的のサテライトサイトのようなものですが、一応内容はオリジナルで、たまにしっかりとした内容の記事もかいたりしてましたが、その程度ではどうやらダメみたいですね。
ただ、一瞬だけトラフィックが上がり始めたタイミングもありました。その後ガクンっと下がってますので、出る杭は打たれたような状態です(笑)
このブログに関しては、もう何もせずに放置しておく予定です。ちなみに、このブログから貼っていた外部リンクは全て外しました。被リンク元にも何か悪い影響が飛んでしまいそうな気がしたので・・汗
このツールのまとめ
WP SEOのパシフィカスさんも、このツールを紹介する記事の中でおっしゃられてますが、このツールを使えば必ず捕縛されたかどうかが分かるわけではありません。更新頻度の増減でリピータの足が増えたり減ったりもしますし、一時的にサーバーがストップしていてもアクセスは減ります。土日にアクセスが増えるサイトもあれば、減るサイトもあるので、あくまでトラフィックとアップデートが行われたタイミングが一覧できる、便利なツールだという認識で使用するのが吉かなと思います。