さて、Wordpressを高速化するというネタが続いておりますが、またまたそれ関係の話となります(笑)
■WP Hyper Response
http://wordpress.org/extend/plugins/wp-hyper-response/
前回の記事(WordPressの動作を早くするプラグインまとめ)で紹介した、WP Hyper Responseをもう少し詳しく紹介してみたいと思います。
■WP Hyper Response
http://wordpress.org/extend/plugins/wp-hyper-response/
作者様のサイト⇒WordPressを高速化するプラグインを作りました
こちらのプラグイン、とにかく設置が簡単で、インストール後、プラグインから有効にするだけで動作します。Xreaやハッスルサーバー、ロリポップで動作確認済みですが、ほとんどのサーバーで特に設定の必要もなく、使用できるプラグインだと思います。
効果の方も中々イイカンジ。運用している別サイトでも、効果の程をためしてみました。
サイトの読み込みを行なうために使ったサイトは「WEBWAIT」というサイト。 指定したURLに対して、読み込む回数と、再び読み込むまでの待ち時間を設定することができます。
こちらのサイトで、プラグインを適応している際と、していない時のスピードを計測しました。
条件は、5秒間隔で5回読み込み、その平均を計るというものです。
■読み込むサイトのステータス
Wordpressで運用しているニュースサイト
記事数:209記事
TOPページのサイズ:122KB
計測日は平日の15時過ぎ。
上記の条件で、読み込んだ結果が以下↓
●WP Hyper Response 無しの場合
平均:6.24秒
●WP Hyper Response 有効の場合
平均:4.95秒
約1.29秒のスピードアップとなりました。それでも、読み込みに5秒近くかかっているので、もっとなんとかしないといけませんが・・(汗
サイトの規模、読み込む時間や曜日等で数字は変わってくるとは思いますが、しっかりとした改善が見られました。
こちらのプラグイン、管理画面のスピードも速くなりますので、有効にしておいて損は無いプラグインですね。
で、ここからが今回の本題だったりします。この WP Hyper Responseと、他の高速化プラグインは併用できるのか?ということです。プラグインの相性もあると思いますが、今回検証したのは、個人的なお気に入りプラグイン、Make cacheです。
■Make cache
http://www.4web8.com/
こちらの静的HTML化プラグインと、WP Hyper Responseを組み合わせた場合で再度、先ほどのWEBWAITにて検証してみました。読み込むサイトと計測時間は同じです。その結果は・・?
●WP Hyper Response 有効のみの場合
平均:4.95秒
●WP Hyper Response+Make cache 併用の場合
平均:2.56秒
さらに2.39秒のスピードアップに成功!非常にいい結果が出ました。まだ試したプラグインが一種類だけなので、断定は出来ませんが、他の高速化プラグインとの併用もできそうな雰囲気。また、計測する時間帯でも違った結果が出てくるとは思いますので、必ずしも今回のようにスピードアップに繋がるわけではないということを付け加えておきます。
※ちなみに、上記の検証サイトで、Make cacheのみで計測した結果は、平均3.67秒でした。
暫くはこの組み合わせて、Wordpressでのサイト運用をやってみたいとおもいます!